日本画「月の瞳」
昨年の2月から町内の公民館の日本画サークルに通いはじめた。
絵は子供の頃から大の苦手分野だったのだが、SNSのお知り合いには何故か絵を描くかたが多く、見てるだけ〜よりもやってみようか、という気になってはじめたのが55歳のことだ。
良き先生に助けてもらいながら、のらりくらりと水彩画を描いていたが、こちらにくる1年程前から日本画に興味が湧き、数回教室に通ったところで引越しとなった。
引越し後一年ばかりは夫に遠慮して大人しくしていたのだが(笑)、やはりやりたいものはやりたい!
それもなるべく近くでなるべくお金をかけないで。。。
家を空ければ、要介護の母を夫に見てもらわなければならないし、たかだかの趣味に潤沢にお金がかけられるほど裕福ではない。
町場に比べたらここにはほとんど選択肢がないけれど、公民館サークルにマイナーな日本画があることは引越し前に調べておいたのだ。
ただ、私が申し込んだ時点では主宰者しかおらず、従って活動もしていなかった。
何人かいた会員さんもみな加齢とともにやめてしまったそうだ。
そんな経緯で去年の2月から、主宰のKさんと2 人で月2回絵を描いている。
先生はいないが、もう20年以上も描いているというKさんにいろいろ教えてもらいつつ、8月の町展に向けて初めての日本画を描いた。
ビギナーズラックというやつで、予期せずも町の教育委員会賞というのを頂いた。
「晩夏憧憬」F10 号
9月からはチト遊びの感覚で我が家の13歳になるトイプードルを描きはじめた。
彼は数年前から白内障でほとんど視力を失いつつある。
その白濁した瞳にはよく見ると欠けたお月様があるのだった。
年内あまり手つかずだったので、時間ばかりがかかってしまったが、昨日一応完成したので記録として残しておくことにする。
「月の瞳」F10号
ブログを再再開して、少なくとも週1ペースで、、とは思っている。
今月はどうやらノルマ達成だ(^^)v笑