2018年10月5日 プルミエチェンバーアンサンブル第7回定期演奏会~みなとみらい小ホール
引越しにともなって、趣味の活動もひとつずつ整理をつけていかねばならない。
私にとって、50歳からはじめたチェロは介護を中心とした生活のなかでのピカッとした光だ。
音楽の素養もなく、楽譜も読めず、はじめた当初は「こりゃ、エラいものに手をつけてしもうたわい💦」と思ったものだ。
たぶん、いや絶対に某SNSで美恵ちゃんに釣り上げてもらわなかったら、1年ともたなかっただろう。
音階すら怪しい私に、シニアのオケで一緒にチェロを弾こう!と誘ってくれたのだ。
超初心者を誘うほうもだが、まったく弾けないのにホイホイ乗っかるほうもどうかと思うが、縁とはそんなものなのかもしれない。
美恵ちゃんとはそれ以来11年、一緒に活動してきた。
一緒とはいえ、あちらは音大出身のフルートの先生で私はへろへろチェロ弾き。
レベルは雲泥の差である。
それでも懲りることなく、アンサンブル、トリオ、デュオと楽しませていただいた。
今となっては、友というよりも肉親である。
ここで距離的には離れるが、一生のおつきあいになると確信している。
音楽そのものというより、私にとっては音楽を通して得られた人間関係が宝物なのだ。
さて、その彼女主宰の年一回のアンサンブル公演が迫ってきた。
フルートが中心で、低弦はチェロ2台とコントラバス1台で支える。
第1回は100人収容の小さなホールからはじまり、3回目からみなとみらい小ホールで開催している。
曲目はクラシックは少し。民謡や日本の歌、馴染みのあるポップスなどいろいろだ。
ありがたいことに回を重ねるにつれてお客さんも増えてきたが、今年は日曜・祝日の抽選にハズレたのでどうだろうか。。。
演奏は、聴衆が1人であっても1000人であっても変わらないけれど、ぜひたくさんのかたにお運びいただきたいものだ。
あと一週間。
この歳になると、半年単位でもすぐなのだから、一週間なんてまばたきの間ですな・・・(笑)