reborn ~「禁煙」について思うこと
61歳にして再婚が決まり、生活拠点も環境もガラリと変わる。
このことを私は "reborn" と考えている。
これまでとまったく異なる人生を歩むことはそうそうあるものではないのだから、せっかくなら自分が生まれ変わるチャンスにしたいと。
自分の個性を否定しているわけではない。私にも長所はあるし、厚かましくもここ好きだなってところもある。
でも、それと同じくらい欠点もあるのだから、この機会に少しでもマシになればラッキー♪ではないか。
7月に10年ぶりくらいに健康診断を受けたとき、引越す前に「禁煙しよう!」と思った。
タバコは高校時代から、45年吸い続けて日に1箱は空ける。
禁煙しようとしたことはあるが、長くて1日がせいぜいだし、そんな辛い思いまでして禁煙する意味が見いだせなかった。
夫となる人は禁煙して2年未満。
私が吸っていることをとがめることはまったくないけれど、見ればやはり吸いたくなることがあるみたいだ。
だからやめるという訳でもない。
誰かのためにではなくて、生まれ変わる自分のために挑戦してみようと思い立ったのだ。
16歳以前にはタバコなんて私の辞書にはなかったではないか。それなのに45年も囚われ続けている。
タバコを吸えないところへは行きたくもないし、タバコがない生活なんて考えられないほどの「ニコチン中毒患者」なのだ。
今回、禁煙外来を訪ねて薬の力を借りるにしても、結局は意思の力が一番大きいとは想像がつくし、決して自信があるとは言えない。
何しろ、基本自分に甘いのだから💦
しかし、このrebornのチャンスを逃せば、一生ニコチンの囚われ人だろうとは想像がつく。
明日から禁煙予備期間の1週間がはじまる。
この期間はタバコを吸ってもOKなのだ。チャンピックスの薬効で美味しくなくなるのだとか?
徐々に減らして、1週間後から完全禁煙に入る。ここからが勝負らしい。。。。
頑張れるだけ頑張って、どうしても吸いたければ吸えばいい。ダメ元。自分を追い込まない…といろいろ考える。
しかし、不思議だね。
たかがタバコにこんなに固執する、なければこの世の終わりみたいに…やはり病気なのだ。